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Methods for users and papers

分析方法と論文記載用情報

KOTOPY で実行できる分析について、研究報告・論文・発表資料に記載しやすい形で、 仕組み、指定できる条件、結果の見方をまとめています。

仕様確認日: 2026年10月23日。設定値は特記がない限り既定値です。研究記録には実際に使った条件を残してください。

Writing example

方法節に書くときの例

KOTOPY を用い、対象文書[文書数・対象期間]を[使用辞書名]で形態素解析した。 表記(SURFACE)を単位として頻度分析を行い、語の出現回数とその語を含む文書数を区別して確認した。 その後、名詞を対象に LDA を実行し、トピック数10、学習回数10、乱数の種42、 出現文書数2未満および50%超の文書に現れる語を除外する条件でトピックを推定した。 代表語と原文を照合して話題を解釈した。

[ ]と分析条件は記載例です。実際の対象文書・辞書・設定値に置き換えてください。

AI機能を使った場合

統計分析とは分けて、要約や解釈の補助として利用した範囲を明記することをおすすめします。 モデル名、主な入力、温度など、結果に影響する設定も補助的に記録すると再確認しやすくなります。

共有URLの活用

分析結果の共有URLを発行しておくと、共同研究者や指導教員と同じ画面を見ながら表や図を確認できます。 日付による有効期限はありませんが、共有停止・プロジェクト削除・利用上限超過などの場合は閲覧できなくなります。 論文に用いた表・図と分析条件は、共有URLに加えて手元にも保存してください。

個人情報や未公開データを含む場合は、共有先を確認してください。

Paper checklist

論文・研究報告に記載するとよい項目

分析全体

分析条件の再確認ができるよう、少なくとも次の項目を残すことをおすすめします。

  • 使用ツール: KOTOPY、利用日、画面に表示されたバージョン
  • 対象文書数、対象期間、対象データの説明
  • 文書の登録方法、前処理の内容、タグや期間で限定した分析対象
  • 使用辞書名、カスタム辞書を使った場合はその概要
  • 語の形: 表記そのまま(SURFACE)または辞書の基本形(LEMMA)
  • 品詞や除外語などの絞り込み条件

分析別パラメータ

分析ごとに、画面で指定した値を方法節に書くと条件が明確になります。

  • TF-IDF: 語の形、対象文書数、合計または文書あたりの平均
  • N-gram: N の値、語の形
  • N-gramの周辺語: 注目語、前後何語まで見るか、語の形
  • LDA/トピックモデル: トピック数、対象語フィルタ、語の形
  • PCA/主成分分析: 分析単位、特徴量、語の形、対象語フィルタ
  • 対応分析: 属性とタグの定義、対象・除外文書数、集計方法、対象語の選び方、参照した頻度分析、表示軸と説明率
  • 関係パターン分析: パターン種類、探索範囲、単語条件
  • 感情分析: 辞書方式またはAI方式、判定単位、集計の分母

結果の確認と共有

結果画面の「保存・共有」で、保存する表・図と対象範囲を確認してください。

  • 共同研究者や指導教員と同じ分析結果画面を確認できます
  • 検索語、対象語フィルタ、表示件数と、保存した範囲を記録してください
  • 数値を確かめた原文の参照先と、AIによる解釈を使った範囲も残してください
  • 個人情報や未公開データを含む場合は、共有先を確認してください

引用

必要に応じて、利用日とURLを添えて記載してください。

  • KOTOPY Web. 日本語テキスト分析支援システム. 利用日: YYYY-MM-DD.
  • 辞書・形態素解析器は、プロジェクトの研究記録にも保存されます。

Common

共通仕様

文書と分析対象

文書を登録し、プロジェクトで対象を選んで分析します。対象の選び方は集計値に影響します。

  • 「データ一覧」では1件ずつ登録し、複数文書はZIPにまとめて登録
  • 「Excel・CSV読み込み」はCSV・TSV・XLSX・XLSMの自由記述を回答ごとに保存。文章が空欄の回答は対象外
  • 文書数と回答者数は同じとは限りません。回答を文書に分けた方法を記録してください
  • 対応形式・容量は登録画面の「対応形式・上限」で確認

形態素解析

日本語文を語に分け、語の表記、基本形、品詞情報を付けます。 多くの分析は、この語の一覧をもとに集計します。

  • SURFACE: 本文に出ている表記
  • LEMMA: 辞書上の基本形
  • POS1〜POS4: 品詞階層
  • GOSHU: UniDic系辞書で利用できる語種情報

辞書

分析結果は使用辞書の影響を受けます。論文・研究報告では、辞書名を明記することをおすすめします。

  • 組み込み辞書・解析器: IPADIC、UniDic(CWJ)、mecab-ipadic-NEologd、NAIST-jdic、JUMAN 辞書(MeCab)、SudachiDict small、SudachiDict core、SudachiDict full、Juman++、Kuromoji
  • カスタム辞書の土台: IPADIC、UniDic(CWJ)、mecab-ipadic-NEologd、NAIST-jdic、JUMAN 辞書(MeCab)
  • SudachiDict small/core/full、Juman++、Kuromojiは分析には使えますが、カスタム辞書の土台には選べません
  • カスタム辞書を使った場合は、追加した専門語や固有名詞の内容を記録
  • 同じ文書でも辞書が変わると語の分割や基本形が変わる場合があります

対象語の絞り込み

品詞や除外語を使って対象語を絞れます。計算前に指定する条件と、結果画面で表示を絞る条件を区別してください。

  • 品詞条件: POS1〜POS4 を指定
  • 除外語: SURFACE または LEMMA を対象に指定
  • LDAでは「名詞のみ」「名詞+動詞+形容詞」または保存済みの絞り込み設定を選択
  • PCAでも対象語を指定でき、既定は「すべての語(絞り込みなし)」
  • 図の表示件数、表の検索結果件数、分析対象の文書数は別の数です
  • 表示から消えた語が、元の分析結果や原文に存在しないとは限りません

著作権表示と利用条件の原文は、第三者ライセンスでご確認いただけます。

Dictionaries

実装辞書と出典情報

KOTOPY で選択できる組み込み辞書・解析器の説明、出典、ライセンス、関連URLです。 カスタム辞書を使った場合は、プロジェクトで選んだカスタム辞書の編集画面から内容を確認できます。

IPADIC

IPADIC

IPA 辞書系の標準的な MeCab 辞書。

内部名
ipadic
系列
ipadic
ライセンス
BSD-3-Clause-with-ICOT-term
クレジット
Nara Institute of Science and Technology / ICOT
URL
https://taku910.github.io/mecab/

UniDic(CWJ)

UNIDIC

国立国語研究所が整備した現代書き言葉 UniDic CWJ 2023.02。

内部名
cwj
系列
unidic
ライセンス
修正BSD(GPL v2 / LGPL v2.1 / 修正BSDから選択)
クレジット
The UniDic Consortium / NINJAL
URL
https://clrd.ninjal.ac.jp/unidic/

mecab-ipadic-NEologd

NEOLOGD

Web 由来の新語・固有名詞を増やした IPADIC 系 MeCab 辞書。

内部名
neologd
系列
ipadic
ライセンス
Apache License 2.0
クレジット
Toshinori Sato and contributors
URL
https://github.com/neologd/mecab-ipadic-neologd

NAIST-jdic

NAIST_JDIC

IPADIC の後継系として使える NAIST 作成の MeCab 辞書。

内部名
naist_jdic
系列
ipadic
ライセンス
BSD-3-Clause
クレジット
Nara Institute of Science and Technology
URL
https://osdn.net/projects/naist-jdic/

JUMAN 辞書(MeCab)

JUMANDIC

JUMAN の辞書を MeCab で使える形にした辞書。

内部名
jumandic
系列
ipadic
ライセンス
BSD-3-Clause-style
クレジット
University of Tokyo / mecab-jumandic contributors
URL
https://packages.debian.org/source/bookworm/mecab-jumandic

SudachiDict small

SUDACHI_SMALL

UniDic 語彙を中心にした Sudachi の小さい辞書。SudachiDict は UniDic と NEologd の一部を含みます。

内部名
sudachi_small
系列
ipadic
ライセンス
Apache License 2.0
クレジット
Works Applications Co., Ltd.; includes UniDic and part of NEologd
URL
https://github.com/WorksApplications/SudachiDict

SudachiDict core

SUDACHI_CORE

Sudachi の標準辞書。基本語彙を広く含む。SudachiDict は UniDic と NEologd の一部を含みます。

内部名
sudachi_core
系列
ipadic
ライセンス
Apache License 2.0
クレジット
Works Applications Co., Ltd.; includes UniDic and part of NEologd
URL
https://github.com/WorksApplications/SudachiDict

SudachiDict full

SUDACHI_FULL

固有名詞などを多く含む Sudachi の大きい辞書。SudachiDict は UniDic と NEologd の一部を含みます。

内部名
sudachi_full
系列
ipadic
ライセンス
Apache License 2.0
クレジット
Works Applications Co., Ltd.; includes UniDic and part of NEologd
URL
https://github.com/WorksApplications/SudachiDict

Juman++

JUMANPP

JUMAN 系の形態素解析器。意味的なつながりも考慮する。

内部名
jumanpp
系列
ipadic
ライセンス
Apache License 2.0
クレジット
Kyoto University NLP group / Juman++ contributors
URL
https://github.com/ku-nlp/jumanpp

Kuromoji

KUROMOJI

Java 製の日本語形態素解析器。MeCab-IPADIC 辞書/モデルを使い、IPADIC 系の出力形式で扱う。

内部名
kuromoji
系列
ipadic
ライセンス
Apache License 2.0
クレジット
Atilika Inc. / Apache Lucene contributors; uses MeCab-IPADIC dictionary/statistical model
URL
https://www.atilika.com/ja/kuromoji/

Standard analyses

基本分析

全文検索

指定語を含む箇所を文書横断で探し、前後の文脈を確認します。

方法
原文の文字列を検索し、改行・句点・またはその両方で区切った範囲から一致箇所を抽出します。形態素解析で数える語の頻度とは別の集計です。
指定条件
検索語、区切り方法
結果
ファイル名、行、前文脈、ヒット語、後文脈。前後の文脈を並べるKWIC表としてCSV出力できます。文書名から原文を開いて確認できます。

ラベル付け・時系列

文書をタグや順序で整理し、文書群の構成と変化を確認します。

方法
文書に付けたタグ、文字数、並び順を一覧と集計で表示します。並び順は時系列順として振り直せます。
指定条件
タグによる絞り込み、並び順(時系列順 / 文書名 / タグ)。
結果
タグ別の文書数・文字数、文書長の分布、特に長い文書、文書一覧。
数値の見方
複数タグを持つ文書がある場合、タグ別件数の合計は文書総数を超えます。文書の並び順だけで時期による変化を断定しないでください。

比較分析

同じ種類の保存済み分析結果を2つ選び、項目ごとの差や比率を確認します。

方法
2つの結果に共通する項目と片方だけにある項目を揃え、値の増減や相対値を計算します。同じプロジェクトの別結果と、異なるプロジェクトの結果のどちらも選べます。
対象
頻度分析、TF-IDF、N-gram、N-gramの周辺語、関係パターン分析。
結果
共通項目、片方だけにある項目、増減、差、比率。関係パターン分析ではヒット文書や代表例も比較できます。
比較条件
対象文書数、辞書、語の形、絞り込み条件を確認してください。特にTF-IDFは対象文書集合によって重みが変わるため、異なる集合の値を単純に比較できません。

頻度分析

語ごとの出現回数を数え、文書群全体と文書別の頻度を確認します。

方法
形態素解析後の語を単位として出現回数を合計します。空白や改行は集計対象から除外します。
指定条件
画面上は標準設定で実行。結果画面で表記(SURFACE)と基本形(LEMMA)、品詞・除外語・文書列を切り替えできます。
結果
表記または基本形、品詞、総頻度、文書別頻度、その語を含む文書数。語の「原文」から用例を確認できます。
数値の見方
同じ文書内の繰り返しも数えます。出現回数は文書数や人数ではなく、多いことだけで重要性や賛否は決まりません。

TF-IDF

各文書に特徴的な語を重みづけします。

方法
文書ごとの語の出現をもとに TF-IDF を計算します。語の形は SURFACE または LEMMA を選べます。
指定条件
語の形(SURFACE / LEMMA)
前提
文書が2件以上必要です。
数値の見方
合計は文書ごとの重みの総和、文書あたりの平均は合計を対象文書数で割った値です。同じ文書集合では順位は同じです。出現回数・文書割合・正確さを表す数値ではありません。

TF-IDF文書類似度

TF-IDFで表した語の使われ方をもとに、内容が近い文書を探します。

方法
文書ごとのTF-IDFベクトル間のコサイン類似度を計算します。樹形図ではコサイン距離とグループ間の平均を使って文書をまとめます。
前提
文書が2件以上あり、現在の文書を対象にしたTF-IDFが完了している必要があります。
結果
基準文書に近い順の一覧、上位文書どうしの類似度表、似た文書がまとまる順序を示す樹形図。
数値の見方
「近い順」と「行列表」はコサイン類似度を100倍した表示です。文章や意見が何%一致するかを表すものではありません。比較する文書の原文も確認してください。

N-gram

連続して出てくる語のまとまりを抽出し、特徴的な表現を確認します。

方法
N個の連続する語を1つの単位として数えます。たとえば N=2 は2語の並びを数えます。
指定条件
N の値(2〜5)、語の形(SURFACE / LEMMA)
前提
先に頻度分析を完了している必要があります。
数値の見方
同じ文書内の繰り返しも含む出現回数です。Nが異なる結果は別集計で、回数をそのまま比較できません。

N-gramの周辺語

注目語の前後に現れる語を集計し、語同士の結びつきを調べます。

方法
注目語の前後 N 語に出る語を数え、MI と T-score を算出します。
指定条件
注目語、前後何語まで見るか(1〜5)、語の形(SURFACE / LEMMA)
指標
MI は共起の相対的な強さ、T-score は出現回数を考慮した結びつきの強さを表します。
解釈
近くに現れることだけでは同じ主張や因果関係を示しません。回数と前後の原文を併せて確認してください。

Advanced analyses

応用分析

LDA/トピックモデル

文書群に含まれる話題のまとまりを推定します。

方法
Latent Dirichlet Allocation により、文書ごとのトピック分布とトピックごとの上位語を推定します。
指定条件
トピック数(2〜50)、語の形(SURFACE / LEMMA)、対象語フィルタ
既定条件
学習回数10、乱数の種42、出現文書数2未満の語を除外、50%超の文書に出る語を除外、各トピック上位15語を表示。
数値の見方
トピック確率は文書が各話題を含む程度の推定です。代表トピックの文書数は、各文書を最大確率の話題へ割り当てた件数で、その文書が一つの話題だけを含む意味ではありません。

対応分析

文書タグを1つの属性のグループとして、語の構成比の違いを探索します。ライトプラン以上で利用できます。設定と結果の読み方

前提・分析単位
同じ対象文書・辞書・語の形の頻度分析を完了し、保存済みの文書別件数を再利用します。同じ観点の文書タグを2〜20個選び、1文書を1グループに割り当てます。重複は実行を止めるか、指定により除外します。タグのない文書は除外するか「未分類」にまとめます。
集計と語の選択
行を語、列をタグのグループとする非負の集計表です。値は出現回数、または同じ語を1文書につき1件とする出現文書数です。語の形(SURFACE / LEMMA)と対象語フィルタを適用し、最小出現文書数を満たす語から、選んだ集計方法の件数が多い順に最大1,000語を採用します。既定値は名詞のみ・3文書以上・最大200語です。集計値がすべて0のグループは計算対象外になります。
計算方法
集計表を総和で割った相対度数P、行和r、列和cから、Sij = (Pij − ricj) / √(ricj) を作り、特異値分解します。特異値の二乗が固有値、全固有値の合計が総慣性、各固有値の構成比が軸の説明率です。語・グループとも主座標を使う対称表示です。
出力と解釈
分布図、集計表、固有値・説明率、点の座標・軸への寄与度・cos²、語の出現文書と原文を確認できます。寄与度は点が軸を構成する割合、cos²は点の違いを各軸が表す程度です。対象軸の寄与度・cos²を数値で並べ替え、属性と語それぞれの中で確認できます。文書の出現割合は、語を含む文書数を実行時のグループ文書数で割り、対象語がない文書も分母に含めます。「研究用データ一式」は計算表・件数・文書割合と分母・全軸の数値・保存済みの分析条件をExcelの表別シートまたは縦長CSVにまとめます。「AIと読み解く」は実行時の保存数値と、準備済みの場合は対象文書の原文用例を参照します。画面から送る値は選択条件として扱い、件数や割合は保存結果から取得します。語とグループの点の距離を直接、関係の強さとみなさず、件数・構成比・原文と照合します。
割合の分母
「語の中での割合」はその語の全グループの件数合計、「グループの中での割合」はそのグループの採用語の件数合計が分母です。後者は文書全体に対する出現割合ではありません。何割の文書に出るかは、語を選んだときの「出現文書数 / グループ文書数」で確認します。
制約
軸は最大で「語数−1」と「グループ数−1」の小さい方です。説明率100%も妥当性や有意差の証明ではありません。単純対応分析を扱い、多重対応分析、補助点、座標の表示方式の切り替え、信頼区間、有意差検定は提供しません。文書の長さや語の選択、少数のグループの影響も点検してください。
対応分析の論文記載例

[対象]の[件数]文書に[属性名]のタグを付与し、重複[件数]件・未分類[件数]件を[処理方針]とした。KOTOPY[版・利用日]の頻度分析[結果番号]を用い、[辞書]・[語の形]・[品詞と除外語]で、最小出現文書数[値]、最大語数[値]を指定した。語×属性の[出現回数/出現文書数]表に単純対応分析を行い、行・列の主座標を対称表示した。第[軸]軸と第[軸]軸の説明率はそれぞれ[値]%・[値]%であり、寄与度・cos²・集計値と原文を併せて解釈した。

方法の参考:Nenadić & Greenacre(2007), Correspondence Analysis in R, with Two- and Three-dimensional Graphics: The ca Package。KOTOPYの計算はNumPyによる実装で、このRパッケージを使用するものではありません。

PCA/主成分分析

語や文書の傾向を2次元の図に配置します。

方法
頻度またはTF-IDFの表を標準化し、主成分分析で2次元へ圧縮します。
指定条件
分析単位(語 / 文書)、特徴量(頻度 / TF-IDF)、語の形(SURFACE / LEMMA)、対象語フィルタ。
補助機能
文書単位の分布では、K-means による2〜10グループの自動分類も利用できます。
数値の見方
寄与率はその軸が元データの違いをどれだけ表すかを示し、正しさや信頼度ではありません。負荷量は軸に関わる語や文書の特徴で、正負は方向を表します。図に出ていない軸の違いも残ります。

関係パターン分析

文中の語の並びと品詞から、関係パターンを抽出します。

方法
形態素解析結果をもとに、あらかじめ定義したルールで語同士の関係を抽出します。
指定条件
パターン種類、探索範囲、かかり元・かかり先の単語条件
パターン
主語-述語、目的語-動詞、間接目的語、形容詞→名詞、名詞の名詞、原因マーカー。
解釈
文法上の関係や原因を表す語の抽出は、現実の因果を証明するものではありません。否定・条件・引用を含む前後の原文も確認してください。

辞書ベース感情分析

登録された感情語をもとに、文書内の感情の傾向と根拠語を確認します。

方法
KOTOPY内の感情語辞書を使い、段落または改行ごとに、喜・怒・哀・怖・恥・好・厭・昂・安・驚・中立・混在・要望・困惑の14カテゴリへ分類します。
指定条件
判定単位(段落 / 改行)。AIクレジットは使用しません。
利用上の注意
文章表現についての判定で、書き手の本心を測るものではありません。文書単位と段落単位の件数を区別し、否定・皮肉・引用を原文で確認してください。

AI features

AI機能の扱い

再現性のために記録するとよい項目

AI機能は、同じ入力でもモデルの更新や生成処理の性質により文章が完全には一致しない場合があります。 論文・研究報告では、実行日、利用したAI機能、モデル名、主な入力、下記の補助パラメータ、結果画面または共有URLを控えておくことをおすすめします。 モデルや処理量の設定は機能ごとに異なるため、以下の既定値に加えて実行時の記録を確認してください。

AIレポート作成

頻度分析やN-gramなどの結果をもとに、概要、注目語、仮説、追加調査の観点を文章化します。

主な入力
対象語プリセット、参照する分析結果、対象文書の概要。
利用上の注意
統計値そのものではなく、結果を読むための補助情報として扱ってください。
記載方法
論文では、非AI分析の結果と、AIによる要約・解釈支援を分けて記載することをおすすめします。
補助パラメータ
既定の推論モデルは amazon.nova-lite-v1:0。 temperature=0.1、各生成段階の出力上限(max_tokens)は4,096です。レポート全体の文字数上限ではありません。 頻度分析、N-gram、関係パターン分析、N-gramの周辺語を参照し、複数文書ではTF-IDFも使います。 注目語候補は最大8件、頻度の根拠行は上位30行を使います。

AIと読み解く

分析結果画面から質問し、数値や図の見方、原文で確かめる点を確認できます。

参照する範囲
質問時の分析結果と画面の条件をもとに、必要に応じて同じ分析の語・文書・トピックを追加確認します。別の分析やプロジェクトの結果は、その結果画面で質問してください。
原文と使い方案内
原文が未準備の場合は「原文の準備」から準備します。集計値の説明と原文を読んだ説明を区別してください。KOTOPYの使い方は公開の利用ガイドを参照して答えます。
モデルと利用量
回答モデルの既定値は openai.gpt-oss-120b-1:0 です。必要な追加確認も処理量に含まれるため、回答後に表示される消費AIクレジットを確認してください。
研究記録
質問、回答、参照した結果と原文、検索・絞り込み条件を残し、AIの説明を数値と原文で確かめてください。

AIチャット

プロジェクト内文書をもとに質問し、関連箇所を参照しながら回答を確認できます。

主な入力
質問文と対象プロジェクト。文書内の関連箇所を検索し、取得した根拠を使って回答します。全原文を毎回読んだ回答ではありません。
利用上の注意
回答は文書確認の補助です。重要な引用や主張は、元文書と分析結果で確認してください。
記載方法
研究で使った場合は、AIチャットを探索的な補助として用いたことを明記してください。
補助パラメータ
既定の埋め込みモデルは amazon.titan-embed-text-v2:0、回答モデルは openai.gpt-oss-120b-1:0。 通常の原文準備では800文字ごとに分割し、隣り合う区間を120文字重ねます。 1文書あたり最大200分割、読み込み上限200,000文字が既定で、大規模な文書群では処理範囲を調整します。 質問の入力上限は2,000文字、回答生成の出力上限は4,000トークン、temperature=0.1です。 出力上限は画面に表示される回答の文字数とは異なります。

AI文書分類(文書クラスタリング)

文書の内容をベクトル化し、近い文書同士をグループ化します。

方法
文書ベクトルを作成し、K-means で分類します。グループ名、要約、分類理由はAIが補助的に生成します。
指定条件
グループ数の決め方(自動 / 手動)、手動時のグループ数。利用には文書10件以上が必要です。
記載方法
分類結果を使う場合は、グループ数の決め方、文書数、AI生成の要約を利用した範囲を明記してください。
補助パラメータ
既定の埋め込みモデルは amazon.titan-embed-text-v2:0、要約モデルは amazon.nova-lite-v1:0。 各文書は先頭2,000文字をベクトル化に使います。 自動グループ数は、候補ごとにグループ内の近さとグループ間の離れ具合を比較するシルエットスコアで選びます。 手動時は2〜20件かつ文書数の半数以下が上限です。同じ内容の文書が多い場合、実際のグループ数は指定数より少なくなることがあります。 K-meansと2次元配置の乱数の種は42、K-meansの初期化回数は10です。 グループ説明は代表文書を最大6件使い、要約生成はtemperature=0、max_tokens=500です。

AIセンチメント分析

文脈を踏まえて、文書内の感情と判定理由を確認します。

主な入力
対象文書の本文と、判定単位(段落 / 改行)。
方法
外部のAIモデルを使い、14種類の感情、感情スコア、判定の確からしさ、理由を出します。
利用上の注意
AIクレジットを使用します。感情スコアは文章表現についての推定で、書き手の本心や人数を測るものではありません。文書単位と段落単位の集計を区別し、理由と原文を見比べて確認してください。
補助パラメータ
既定モデルは amazon.nova-lite-v1:0、temperature=0です。代表語の数値は、その語が代表語として抽出された段落数です。

Result views

可視化・原文確認・保存

ワードクラウド

頻度分析の上位語を大きさで表します。対象語の絞り込み条件を反映できます。

円グラフ

頻度分析の上位語の割合を表示します。表示件数を切り替えできます。

時系列グラフ

設定した文書順に沿って語の推移を確認します。時期による変化として読む場合は、文書順と日付の対応を確かめてください。

ネットワーク図

N-gramと周辺語の結果から、語同士のつながりを図で確認します。

比較分析

同じ種類の分析結果を2つ選び、頻度やスコアの差を比較します。

表形式の確認

検索、並べ替え、絞り込みを使って、分析結果を表で確認します。

原文の確認

語の「原文」や結果の文書名から本文を開き、前後の文脈を確認します。引用の抜粋だけで意味を決めないようにしてください。

保存・共有

保存する表や図、形式、対象範囲を確認します。表示中の一部と結果全体を区別し、研究に用いた結果と条件を併せて保存してください。

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